小鼻縮小を受けると傷跡が残る?傷跡を残させないポイントや目立つ時におすすめの施術を紹介
「小鼻のふくらみを何とかしたい」「鼻全体を小さく見せたい」など、小鼻や鼻全体の悩みを抱えている方には、小鼻縮小がおすすめです。小鼻縮小は、余分な皮膚や組織を切除する施術ですが、気になるのは傷跡ですよね。そこで本記事では、小鼻縮小の傷跡について詳しく紹介します。傷跡を残させないポイントや目立つ時におすすめの施術についてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
小鼻縮小の傷跡は選ぶ施術法の種類で目立ち方が違う!一番目立たない施術法とは
小鼻縮小の傷跡は選ぶ施術法の種類で目立ち方が異なります。まずは、施術法の種類と共にそれぞれの傷跡の目立ち方から紹介します。小鼻縮小には、以下の施術法があります。
- 内側切開法
- 外側切開法
- 内側法+外側法
- 小鼻縮小埋没法
それぞれの施術法について詳しく見ていきましょう。
小鼻縮小の施術法①:内側切開法
内側切開法は、小鼻の内側から付け根にかけて余分な皮膚や組織を切除する施術法です。鼻の穴からメスをいれるので、外側からの傷跡が目立ちません。小鼻縮小は正面から見た時に、鼻尖と左右の鼻翼が同じ比率になるようにデザインすることが理想だとされており、まずは三日月の形に皮膚を切開し、切除した部分の左右の皮弁を縫合することで、小鼻を内側に寄せていくため、鼻の穴を小さくする効果も期待できます。
小鼻縮小の施術法➁:外側切開法
外側切開法は、小鼻の脇にメスを入れ、幅3~5mm、高さ10~12mm程度の皮膚を切除する施術法です。小鼻の外側の見える部分にメスを入れるため、傷跡が見える可能性があります。内側切開法に比べて広い範囲で切除できるので、小鼻の丸みが大きい方や小鼻が外側に広がっている方に適しています。
小鼻縮小の施術法③:内側法+外側法
内側法+外側法は、内側切開法と外側切開法の良い部分を組み合わせた施術法です。内側切開法だけでは広範囲の皮膚が除去できず、外側切開法だけでは鼻の穴を小さくすることができません。そのような場合は、内側切開法と外側切開法を組み合わせて行います。組み合わせて行うことで、張り出した小鼻も鼻の穴も同時に改善することが期待できます。外側切開法を行うので、傷跡が見える可能性があります。
小鼻縮小の施術法④:小鼻縮小埋没法
小鼻縮小埋没法は、切らない小鼻縮小です。小鼻の外側から針を刺して医療用の糸を通し、糸を引き寄せて左右の小鼻を近づけるため、理想の鼻に近づけます。ミリ単位でデザインをすることができるのも大きな特徴の一つです。糸を結んで皮膚に埋没させていくので、抜糸をすれば鼻をもとの形に戻すことも可能で、糸を使って鼻の形を整えるので傷跡も残りません。

小鼻縮小の傷跡は消えない?傷跡を残さないためのポイントは4つ
ここで、小鼻縮小の傷跡を残さないためのポイントについて紹介します。小鼻縮小の傷跡を残さないポイントは、以下の4つです。
- 小鼻縮小の実績が豊富な医師に施術をしてもらうようにする
- 傷跡が目立ちにくい治療法を選ぶようにする
- 過度な小鼻縮小の治療は避けるようにする
- 術後のケアを怠らないようにする
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
小鼻縮小の傷跡を残さないためのポイント①:小鼻縮小の実績が豊富な医師に施術をしてもらうようにする
小鼻縮小を行う際は、小鼻縮小の実績が豊富な医師に施術をしてもらうようにしましょう。小鼻縮小にかかわらず、美容医療ではどの施術を選んでも「絶対に失敗しない」とは言い切れません。未熟な医師が施術を行うと、失敗するリスクは上がります。小鼻縮小の外側切開法では外側にメスを入れるので、傷跡を目立たせないためにも、スキルのある医師が担当した方が、キレイな仕上がりになり、傷跡もできるだけ目立たないよう細心の注意を払ってもらえます。そのため、小鼻縮小を受ける際は、医師の実績確認は必須です。
小鼻縮小の傷跡を残さないためのポイント➁:傷跡が目立ちにくい治療法を選ぶようにする
小鼻縮小の傷跡を目立ちにくくするために、傷跡が目立ちにくい治療法を選ぶのも一つの方法です。小鼻縮小の施術法の中で、唯一切らないのが「小鼻縮小埋没法」です。傷跡が目立ちにくい治療法であれば、メスを入れることに抵抗がある方も比較的受けやすく、傷跡を気にすることなく日常生活が送れます。
小鼻縮小の傷跡を残さないためのポイント③:過度な小鼻縮小の治療は避けるようにする
小鼻縮小だけで過度に鼻を小さくしようとすると後悔する可能性があります。外科手術によって切除した部分は、簡単に元に戻すことはできません。過度な小鼻縮小をして理想とずれてしまって後悔しても、元に戻すには大きな手間と時間がかかります。そのため、小鼻縮小をする時は、最小限の切除で理想に近づけることが重要です。
小鼻縮小の傷跡を残さないためのポイント④:術後のケアを怠らないようにする
小鼻縮小には、ダウンタイムがあります。術後はダウンタイム期間のケアが最終的な仕上がりを左右する可能性もあるため、丁寧に行うことがポイントです。術後の腫れや内出血を最小限に抑え、美しい仕上がりを手に入れるためにも、医師の指示にはきちんと従いましょう。また、術後の経過観察も忘れずに行い、気になることがあればすぐに医師に相談することも大切です。
小鼻縮小の傷跡が目立つときは別の施術に頼ってみるのもあり!おすすめの施術3選
小鼻縮小の傷跡が目立つ際は、他の施術に頼ってみるのも良いです。ここで、おすすめの施術法を紹介します。おすすめの施術法は、以下の3つです。
- フラクショナルレーザー治療
- ダーマペン
- 外科的修正
それぞれの施術について詳しく見ていきましょう。
小鼻縮小の傷跡が目立つときにおすすめの施術①:フラクショナルレーザー治療
小鼻縮小でできた凹凸には、フラクショナルレーザー治療がおすすめです。フラクショナルレーザー治療は、炭酸ガスの熱エネルギーを使って傷跡の表面に穴を開けていく施術です。直径約0.12mmの穴を無数に開けることで、自然治癒能力が活性化され、肌の傷を修復しようとする力によって皮膚の表面が再生されていきます。また、レーザーで開けた穴にグロスファクターなどの美容成分を浸透させて皮膚の再生を促す治療法もあります。傷跡を完全に消すことはできませんが、目立たない程度には修正可能です。
小鼻縮小の傷跡が目立つときにおすすめの施術➁:ダーマペン
ダーマペンもフラクショナルレーザー治療と同様に、肌に無数の穴を開けていく施術です。で、使用する機器がフラクショナルレーザー治療とは異なります。皮膚に無数の穴を開けることで、自己創傷治癒能力を高め、皮膚の再生を促すため、肌の凹凸を無くし、傷跡を目立たなくさせる効果が期待できます。
小鼻縮小の傷跡が目立つときにおすすめの施術③:外科的修正
小鼻縮小の傷跡などの凹凸を外科的施術で修正することもあります。外科的修正は、目立っている傷跡を切り取って、再度縫合する施術です。再度縫合することで「新しい傷跡ができるのでは?」と思ってしまう方もいると思いますが、真皮縫合という形成外科の技術を使用することで目立ちにくい修復が可能となりました。凹凸のない傷跡の場合は、盛り上がった部分をメスで削って平らにするという方法もあります。傷跡の状態によって採用する術式が異なるので、医師に相談してみましょう。
小鼻縮小には傷跡以外にも心配なダウンタイムがある!期間や現れる症状を解説
美容医療のさまざまな治療法にはダウンタイムがありますが、小鼻縮小にもダウンタイムがあります。ここで、小鼻縮小のダウンタイムについて詳しく紹介します。
ダウンタイム期間
小鼻縮小のダウンタイム期間は、2週間〜1ヶ月ほどです。ダウンタイム期間中は、規則正しい生活を心がけることが大切です。
ダウンタイム期間に現れる症状
小鼻縮小のダウンタイム期間中に現れる症状としては、腫れ・内出血・赤みなどがあります。個人差はありますが、多くの場合、腫れや内出血は1週間ほどで落ち着きます。傷跡の赤みが治まるまでには1か月ほどかかることもありますが、メイクで隠せる程度です。
ダウンタイム経過
ダウンタイム経過を切らない施術の場合・切開施術の場合でそれぞれ紹介します。
ダウンタイム経過①:切らない施術の場合
切らない施術のダウンタイム経過は以下のとおりです。
術後○日目 | 状態 |
---|---|
施術直後 | 麻酔が切れると鼻周辺に違和感や痛み、腫れを伴う場合もある |
術後1日目 | 違和感や痛み、腫れが目立つ場合もあるが、気にならない方もいる |
術後2日目 | 症状は和らいでくる |
術後3〜6日目 | 違和感や痛み、腫れはだんだんとなくなる |
術後1〜2週間 | ほとんどのケースで症状はなくなってくる |
術後1ヶ月 | 手術したのが分からないほど自然な状態 |
切らない施術の場合、腫れは数日〜1週間程度で落ち着くケースがほとんどです。施術中は麻酔を使用するため、痛みを感じにくいです。麻酔が切れると痛みを感じる場合もありますが、美容外科では痛み止めの処方しているので利用しましょう。
ダウンタイム経過➁:切開施術の場合
切開施術の場合のダウンタイム経過は以下のとおりです。
術後○日目 | 状態 |
---|---|
施術直後 | 麻酔が切れると痛みや腫れがある、傷跡も目立つ状態 |
術後1日目 | 引き続き痛みや腫れが強い場合があるため、必要に応じて痛み止めを服用する |
術後2日目 | ジンジンするような痛みや腫れがある、鼻周辺に違和感 |
術後3〜6日目 | だんだんと痛みや腫れが減ってくる、手術後5日程度で行う抜糸をするとツッパリ感も和らぐ |
術後1週間 | 痛みや腫れが落ち着いてくる、内側切開の場合手術したのが分からないほど傷跡が綺麗になってくる |
術後2週間 | 痛みや腫れはほとんど気にならない、内側切開の場合すっぴんでも傷跡が目立ちにくい |
切開施術の場合、腫れは、 1〜2週間程度で目立ちにくくなりますが、個人差があります。稀に内出血や感染症によって腫れが長引く場合があるので注意しましょう。抜糸後はメイクができるため、腫れや内出血をファンデーションで隠して過ごすのが可能です。痛みや熱感が2〜3日続くケースがありますが、1〜2週間程度で落ち着いてきます。施術後の痛みに関しても個人差があるため、症状が長引く場合は医師に相談しましょう。ただし、ほとんどの場合、痛みが出たとしても痛み止めの薬を飲めば痛みは感じなくなります。
小鼻縮小が受けられるクリニックの選び方3選!中でも「実績」は大事
ここで、小鼻縮小が受けられるクリニックの選び方について紹介します。クリニックの選び方ポイントは、以下の3つです。
- 実績のあるクリニックを選ぶ
- カウンセリングの丁寧さで選ぶ
- 保証があるクリニックを選ぶ
それぞれの選び方について詳しく見ていきましょう。
クリニックの選び方①:実績のあるクリニックを選ぶ
小鼻縮小を受ける際は、実績のあるクリニックを選ぶようにしましょう。小鼻縮小は施術方法によって仕上がりに違いが生じます。経験を積んでいる医師であれば、症状や希望に合わせて個別に施術をデザインでき、失敗するリスクを下げることもできます。医師の実績はクリニックのホームページやSNSなどで公開されています。症例が紹介されていることもあるので、事前にチェックしておきましょう。
クリニックの選び方➁:カウンセリングの丁寧さで選ぶ
小鼻縮小を受ける際は、最終的にどのような鼻にしたいのかを医師にしっかりと伝えることが大切です。カウンセリングでは、自分の希望を具体的に伝えて、医師とイメージを共有する必要があります。医師のイメージと自分のイメージがずれていると、小鼻縮小の施術を受けても理想の形にならずに後悔する可能性があるので、医師とイメージを共有できるまで、根気強く自分の希望を説明しましょう。
クリニックの選び方③:保証があるクリニックを選ぶ
小鼻縮小を受ける際は、施術を受けた後の処置体制が整っているクリニックであるかどうかも確認しておきましょう。小鼻縮小では切開を伴う外科手術をするため、経過が良くないと当日や翌日からトラブルが起こる可能性があります。強い痛みや激しい腫れなどの症状が出たときにも、すぐに処置してもらえる体制があれば施術を受けた後も安心です。小鼻縮小の施術後のアフターケア方法はクリニックごとに違いがあります。施術後にいつでも再診できるクリニックなら、トラブルや悩みが出てきたときにも相談できます。きちんとした医師によるケアを受けられれば、もしトラブルが起きたとしても後悔せずに済みます。
小鼻縮小の傷跡に関する質問を紹介!
ここで、小鼻縮小の傷跡に関する質問と回答を紹介します。
切らない施術の場合、他人から見て施術を受けたのは分かりにくいです。切開する場合は、数日は腫れや内出血が出るケースがあるため、マスクなどで隠すのがおすすめです。外側切開の場合には、どうしても3~6か月程度は傷跡が目立つため、気になる場合にはメイクやマスクで隠しましょう。
小鼻縮小の施術後は、翌日から外出や仕事が可能ですが、数日は痛みや腫れが出るケースがあるため、1週間程度休みをとるのがおすすめです。どうしても仕事を休むことができない場合は、マスクを活用しましょう。
小鼻縮小施術後は、飲酒や運動など血行を促進させる行為はダウンタイムを長引かせる原因となってしまうため、1週間ほどは控えましょう。また、むくみを防ぐためにも、塩分の多い食事は控えたほうが良いです。
小鼻縮小で傷跡を残さないためにも術後のケアはしっかりと!
小鼻縮小の傷跡をはじめ、傷跡を残させないポイントや目立つ時におすすめの施術について紹介しました。小鼻縮小は、余分な皮膚や組織を切除する施術ですが、傷跡が残ってしまう可能性もあります。傷跡を残さないためには術後のケアが大切になるので、今回紹介した内容を参考に、術後はしっかりとケアを行いましょう。